岡田斗司夫と宮崎駿の関係性は犬猿の仲!?宮崎駿を激怒させた事件の真相とは!?

最近何かとyoutubeでお目にかかる機会が増えた岡田斗司夫さんと宮崎駿さんとの間で不仲説が浮上しています。何やら岡田斗司夫さんが宮崎駿さんを激怒させてしまったとのことですが、その出来事や真相はいかに!?

岡田斗司夫が宮崎駿を激怒させてしまった事件の真相!?

岡田さんが宮崎駿さんと初対面をしたのは『アニメージュグランプリ』という現場なのだそうです。当時岡田さんは宮崎駿作品の海外版にまでチェックをしていたのだそうです。

岡田さん言わく、『風の谷のナウシカ』では重要なシーンは所々カットされているし、動画のスピード自体も5%パーセントくらい早回しにされていたのだとか。そんな状況に憤りを覚えていた岡田さんは、『アニメージュグランプリ』で宮崎駿さんと対面した際に、このように言ったのだそうです。

宮崎さん海外版なんか酷いことになってますよ!?そしたらさぁ、宮崎駿さんが立ち上がって、鈴木敏夫に詰め寄って怒鳴りだして「俺はもう帰る!」って(笑)
あの時は焦ったなぁ・・・
その時の様子をYouTubeでも語っていました。


引用元:https://www.youtube.com/watch?v=voPjjlHKzKE

その後、岡田さんは鈴木敏夫さんに『言いたいことはわかるが、場をわきまえろ!』とこっぴどく怒られたのだとか。

庵野秀明を巡って宮崎駿が掟破りのスカウト!?

日本SF大会が終わった後に、庵野さんの制作メンバーは、『超時空要塞マクロス』や『風の谷のナウシカ』の制作現場に参加してプロのアニメーション制作を学んでいたそうです。

それから劇場長編アニメ映画『オネアミスの翼』の制作が決まり、ガイナックスが設立されたそうなのですが、岡田さんは庵野を制作メンバーの中心に据えたが、『天空の城ラピュタ』制作中の宮崎駿からちょっかいを出されたのだという。

この当時の様子を岡田斗司夫は自身のYOUTUBEチャンネルで次のように語っていました。

『風の谷のナウシカ』の巨神兵のシーンを庵野にまるまるやらせて、こいつ使えると思ったのか、『ラピュタ』でも庵野秀明の見せ場をつくっていたらw庵野は大学の時の友達である俺たちに誘われて『王立宇宙軍 オネアミスの翼』っていう作品に連れて行かれてしまってね。
でさぁ、宮崎駿先生、よっぽど悔しかったか、しばらくの間、週に1から2回くらいガイナックスに夜中にまで来て、庵野秀明をスカウトするという業界の掟破りなことをしだしてwww

そんな宮崎駿さんですが、『風の谷のナウシカ』の原画を任せた庵野秀明らがやるのなら面白いのではないか?と返したことで、企画は前向きに進んでいったのだとか。

岡田斗司夫さんが宮崎駿を知ったきっかけは??

岡田斗司夫さんが宮崎駿さんの存在を知ったのは1980年代のことで、学生の頃に出会った庵野秀明さんが宮崎作品を大絶賛していたのだとか。当時の岡田さんは自身が運営する日本SF大会のオープニングアニメを庵野らに頼んで制作してもらっていたのだそうです。

庵野さんは岡田の豪邸の大型プロジェクターで毎日のようにアニメを研究していたみたいですね。当時の庵野さんの宮崎駿が手がける作品の魅力を熱弁している姿を岡田さんは著書『「風立ちぬ」を語る』で次のように振り返っています。

あの頃って、まだ宮崎駿さんも今みたいに世界に誇る映画監督っていう感じじゃなかったんだけど、庵野は『宮さん、宮さん』って親しみを込めて呼んでてね。
宮崎駿のすごさを周りに熱く語る姿が印象的だったな。

特に、庵野は、アニメ版「ルパン三世」の宮崎監督回の爆発シーンを何度も何度も見ていてさ、爆発のタイミング、炎や煙の色、広がる速度や何から何まで体全体で表現しようとしてて、
まさに全身で宮崎駿のアニメーション技術を体得しようとしていたんだよ。

そんな庵野さんの異常なまでの熱狂ぶりを間近で体験し、岡田さんも宮崎駿作品に興味を持つようになっていったのだそうです。

宮崎駿の復帰について言及!?

鈴木敏夫プロデューサーの発表により映画の製作から引退を表明していた宮崎駿さんですが、新作長編映画の制作に入ったことが明らかになりました。この話題について『岡田斗司夫ゼミ』で、宮崎駿さんの復帰について言及しています。

これ、失敗じゃないかなって、正直思っているんだよね。というのもさ、『毛虫のボロ』の制作の様子をNHKでやっていたじゃん。
その制作途中の宮崎駿を見ていたらね、やっぱり作画に魂がこもっていないというか、昔の宮崎駿だったらもっとすごかっただろうなぁと、
宮崎駿の全盛期を知っているからこそ、どうしてももっとすごいものを想像しちゃうんだよね。

ネットの声

岡田斗司夫さんが宮崎駿さんを激怒させてしまったことについてネットの声

を集めてみました。

・そりゃキレるのもわかるw
・宮崎駿じゃなくてもキレると思う。
・岡田さん、いい仕事してますね。
・岡田さんナイスプレーですw
・鈴木さんもどうしてちゃんとした翻訳家を雇わなかったのかな?

確かに岡田さんも悪かったのかも知れませんが、鈴木さんにも多少の非があるように感じました。いずれにしても、宮崎さんほどの大物を怒らせてしまうのは大変ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。言わなくていいことを言ってしまう岡田さん、意外にズボラな所が見え隠れしていた鈴木さん、そして何より職人気質で才能があるからといって人格者だとは限らない怒りっぽい宮崎さんの性格。これらが絶妙に相まってこのようなことが起こったのでしょうね。

『岡田斗司夫さんと庵野秀明さんとの関係はこちら

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